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②地震と建築基準法改正1

「建築基準法」という法律があるのを 知っていますか?

建物を建てる時に 係わってくる法律です

この土地には どのくらいの大きさの建物が建つのか 高さはどのくらいまで

OKなのか等こと細かく決められています。その中に強度に対する取り決めもあり

ます。記憶に新しい「マンションの耐震強度不足(構造計算書偽造事件・・・通称

姉歯事件)」の問題も建築基準法の取り決め強度に達していなかった事を

偽造して建てた物件のお話です。

新しく建物を建てる時、施主(建築主)は必ず申請書を提出しなければなりません。

一般的に工務店が代行して提出していますので、知らない方もいるかも知れ

ませんね

その 申請書(確認申請書)には建物の建築主や用途、大きさ 図面

そして構造計算書(強度を計算した計算式)等の添付が義務付けられています

構造計算書

過去の大きな地震によって 変わってきたところ

そこがこの構造計算書の基準-耐震強度の基準なのです。

では、いつどのように変わったのかを お話していきます

建築基準法の元となった法律が出来たのは1919年(大正8年)です。

1919.png

市街地建築物法制度という法律が出来ました。この時初の木造住宅の

耐震基準が設けられました。このとき「3階建て以上の木造住宅には筋交いを

入れましょう」というものでした。今考えるとスゴイ基準です

そして、その4年後1923年(大正12年)に 東京を巨大地震が襲いました

【関東大震災】です。大きな火災を伴ったこの地震は 使者10万人以上

倒壊焼失家屋3万棟と大きな被害をもたらしました。

1923.png

この時 木造住宅はもとより鉄筋コンクリート造の建物の倒壊もあり 翌年の

1924年(大正13年)に「市街地建築法」の改正が行われました。

その後1948年(昭和23年) 終戦復興間もない福井県を巨大地震が襲いました

【福井地震】です。

1948.png

元々河川敷だった地盤の弱いとこに建てられていたため 6階建ての大和百貨店

の1階部分が倒壊しました。隣接していた福井銀行は地下10mまで多くの杭を打ち

込んでいたために全く被害を受けなかったのです。

その後1950年(昭和25年)に市街地建築法が廃止され、新たに今の

建築基準法が制定されました。

この時地震力に対する必要壁量が制定され それに伴い壁倍率(構造によって

強さの数値の基準)が制定されました。

この強さは今現在の壁倍率と比べると違います。45×90の筋交いで3倍

です。現在は2倍として計算します。後程比較表をアップします。

この時点での必要壁量は1㎡に対し12cmの耐震壁(筋交いの入っている壁)を

設けましょうというものでした。つまり40坪の家に筋交い2本入りの壁が5カ所

程度ですかね

そして金物は 「子はカスガイ」という言葉にもある様に 鎹(カスガイ)です

カスガイ

基礎に至っては 鉄筋の入っていない無筋基礎でフーチング(凸の下の部分)の

無い基礎でした これでは傾いてしまいます

今考えると ビックリな仕様ですね~

明日は 引き続き 「地震と建築基準法改正」のお話です。細かい話ですけれど

お付き合いくださいね~





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