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プレカットのこと

木造の家を建てる時 基礎屋さんが土台を作り 大工さんが木を組み立てて

屋根屋さんが屋根を葺いてと様々な業者さんが入ります

屋根の棟を取り付ける時を「棟上げ」や「建前」と言いますが、この日は棟梁の

仲間たちが集まって柱から屋根の棟まで一気に建てます

かつては棟梁はこの建前までに柱梁等全ての木材を刻んでおきます

柱と梁などをつなげるときには 木材に凹凸をつけその部分を差し込みます

その凹凸を付ける事を刻むといいますが、この凹凸部分は場所や部材により

様々な形があり、一つ一つ木材を削っていきます

141122_095432 (2)

去年の11月22日のブログでも紹介した「追掛継(おっかけつぎ)」も

追っ掛け継ぎ

それぞれの梁をこのような形に刻みます。

棟梁の腕の見せ所ですね

しかし、最近ではこの様ね刻みをすることがありません。刻みをしなくでも家が

建ってしまいます。

建前の時に使う柱や梁等は 全て「プレカット」で現場へ納入されます

プレカットとは前もって切断したり加工しておく プレ=事前に カット=切断する

現場ではプレカット製品などと名詞として良く使います。

構造材プレカットによって 現在の建前はプレカットされた木材を組み立てて

いきます。

プレカット

最近では このプレカット。構造材だけには留まらず壁や天井に張る石膏ボード

外壁材(サイディング)、天井下地の野縁等様々な商品が販売されています

プレカット2
WOODONEカタログより

このように全てプレカットで納品されますので、大工さんは刻む必要がありません。

はたしてこれを良しとするか それとも悪しとするか・・・・

そこについては様々ですが、良しの面では

工期短縮や廃材処分費がかからないなどのメリットがあります。そして何より

大きいのが、大工さんの腕によっての完成後の差が無いという事でしょうか

反面。大工さんの育成に支障はきたします

刻むことが無い為 「刻みの出来ない大工さん」が増えています

大工さんも弟子を取らない大工さんも増えていますので、これから「刻みの出来る

大工さん」がどんどん減っていくのでしょうね

これは 大工さんに限らず基礎の鉄筋も最近はプレカットで出来ています。

様々な物が進化していく事で失われていくものも多いような気がして

少し考えさせられる今日この頃でした


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